●COSMOS舞ウェイ

ストーリー
星間戦争で失われた植民星の記録を求めて、銀河の惑星を巡る新世代の調査員達の物語。今回は惑星ジュラへの調査だったが、いきなり探査船を攻撃され惑星に墜落してしまう。果たしてジュラ基地に何が起こったのか。

●短編集-1に収録
作品本編36P

 


●ギャラリー

 

 

 

 

 

■作品の背景
本作品は星間戦争によって大人が激減し、遺伝子操作によって生まれた子供達が、新世界を構築していく時代であることが背景にあります。そして、真をリーダーとする5人のチームが、戦争によって消息不明となった植民星の今を調査するために、宇宙を巡る冒険ストーリーです。植民星の中には開拓が成功して繁栄する星もあれば、失敗して壊滅した星もあることでしょう。夢と希望と現実の狭間の中で生きる人々を通して、調査員の彼らが成長していく様が描ければと思っています。宇宙物は好きなジャンルなので、読み切りの形で地道に続けたい作品です。

■宇宙ものと言えばスタートレック
著者の目指す宇宙ものの原点は、なんと言ってもスタートレックです。それも初期のTV映画で、日本では宇宙大作戦というタイトルで放映されました。どこが大作戦なのかよくわからないタイトルで違和感があったのですが、後になってスタートレックという原題を知り、まさに内容をズバリ表していて納得したものです。あのエンタープライズ号の合理的なデザインには、すぐに虜になってしまいました。しかし、デザインセンスはリニューアルされるごとに落ちていき、キャラクターもなんとなく希薄になってしまいましたので、やはり初期の作品が今でも最高だと思っています。

■そして宇宙戦艦ヤマト
著者がまだ学生だった頃に、一世を風靡したのが宇宙戦艦ヤマトです。デザインを手がけた松本零士氏は当時はあまり知られていませんでしたが、メカデザインと独特の女性像は傑出しており、古くから熱烈なファンを持っていました。実は著者もその一人なのですが。ヤマトのデザインはこれまた秀逸で、想像力を駆り立てるものです。ただし、現実的には全くナンセンスなもので、合理的なエンタープライズに対極する形で、情感に迫るデザインとでも言えるものでしょうか。欧米人と日本人との感覚の違いが端的に表われているようにも思えます。どちらも古き良き時代のロマンと言ってしまえばそれまでですが、今日のように閉塞した時代こそあのような作品が生み出され、夢を失った人々に再び未来への光を与えて欲しいものです。

■影響を受けた原点の宇宙作品
古くは小説では「宇宙英雄ペリーローダンシリーズ」でしょうか。壮大なスペースドラマで、物語の冒頭で登場する球形宇宙船は、直径数百メートル(その後、数千メートル級も登場)に及ぶ桁違いに巨大なもので、想像するだけでワクワクしたものです。そして上述したように、実写では「宇宙大作戦/スタートレック」、アニメでは「宇宙戦艦ヤマト」等です。他にも宇宙ものは沢山あって、好きな作品も数多く存在します。夜空の星の輝きはとても神秘的で、宇宙は太古の昔から人間の想像力を育んできた源だと思うのです。