●おまねきNyanNyan

ストーリー
クリスマスの朝、こたつの元に突然現れた子ネコのミー。そのままいそうろうしたあげく、人間の女の子に変身してこたつを強引にデートに連れ出す。そこには彼女のはかない願いと大切な使命が・・・

●短編集-2に収録
作品本編32P

 


●ギャラリー

 

 

■やっぱり猫が好き
この作品は著者が猫好きなことから生まれました。子供の頃に主人公のこたつのように猫を飼っていて、とてもかわいがっていたものです。猫は犬と違って人間に媚びることなく、自由奔放に我が道を生きています。無視するかと思えば甘えてすり寄ってくる、何を考えているのかまるでわからない生き物です。でも、特に幼い頃の猫はどこをとってもかわいらしく、ふとんの中でいっしょに眠った時のぬくもりは今でも忘れられません。たまにどこかでノミを拾ってきて、起きたらノミを移されてかゆくてたまらなかったとか、変なものを食べて夜中に戻してしまったりと、色々たいへんなこともありましたが、今となっては良き思い出です。

■猫の不思議
猫は決して自分の死に様を飼い主に見せないと言いますが、著者の飼っていた猫もいつの間にか姿を消していました。それは突然の別れであり、そのせいか自分では飼い猫が死んだという実感がありません。そんな諸々の思い出が、この作品を描いたきっかけです。初期のタイトルは「おまねきニャン子ちゃん」だったのですが、作品内のドタバタした騒々しい雰囲気が伝わればと思い現在のものに変更しました。笑いあり、悲しみあり、ちょっぴり優しさに触れて、読者の心に残る一作になれば幸いです。

■ひとりごと・・・
ネコってかわいいなぁ。
ツンとすまして自由奔放なのに、なぜかいつも甘えた声ですり寄って来る。
寝ていると、ふとんの中に潜り込んできていっしょに眠ったり、寝そべった体の上にずけずけと登って来たり。
ニャンコめし(ご飯にかつおぶしをかけただけ)ばかり与えていたら、お腹を空かしてねずみ捕りに精を出し、わざわざ見せびらかすように家に運んで来るなんて。
ほ~んと、ネコって不思議な生き物。
だけど、どんなに悪さをしても「みゃ~」と一声鳴けば、ぜーんぶ許してあげちゃう。