●SR99 (スペースレスキュー・テクノ99)

ストーリー
レオはスペースレスキューSRの開発部に所属する研究員。新型のバイオテックスーツとテクノスクランダー(レスキュー隊員の小型支援宇宙艇で、救助を統括するマスターブレーンの端末でもある)を開発中だった。そんな折、夏休みでバカンス中だった幼馴染のナオの乗る木星回遊船セレーネ号が衛星イオで事故に遭う。すぐさまSRチームが救助に当たったが、船内で誘爆が発生して閉じ込められてしまう。木星の引力で落下するセレーネ。救助中止の指令を知り、レオは自らの判断で未完成の装備と共にSR99となって出動する。

●単独出版及び短編集-3に収録予定
作品本編XXP


●ギャラリー

 

 

 

■スペースレスキューSR
SRとは宇宙での救助を目的とした国際救助機関。隊員は98名で構成され、SR98は真崎レオの親友の日向了。隊員各自にテクノスクランダーが割り当てられ、共に作戦行動に当たる。指揮を行うのはコンピューターのマスターブレーンで、月面のSR本部に置かれている。太陽系全域の救助を担うため、ワープジェネレーターと呼ばれる一種の転送装置を使って瞬時に目的地に隊員を送り込む。(同時に帰還の際の転送装置も送り出す。この装置は単独で自身の転送も可能なため、装備と隊員を本部に転送した後で自ら帰還できる。)

■テクノ99
開発中のバイオテックスーツを装備する隊員がテクノ99。未完成のため、まだ人選は行われていない。従来のスーツよりも機動力等が飛躍的に向上する。そのため、高度な訓練を受けた隊員でなくても、かなりの能力を発揮できるようになる。装備が完成すれば、他の隊員にも順次支給される予定。テクノスクランダーもセットで開発されていて、マスターブレーンの指示が無くても、ある程度高度な自己判断が可能になる。テクノ99の相棒パルは、レオとも良きパートナーだ。

■木星回遊船セレーネ
レナ(レオやナオの友人)の父が太陽系観光会社ソレイユのCEOで、彼女の計らいで女友達と木星観光を楽しんでいた。見所は木星の衛星イオの大火山飛行だが、想定外の大噴火に遭遇してセレーネが損傷。木星への自由落下状態に陥る。

■テクノ98の誤算
救助作業はほぼ完了したが、ナオとレナが船内に取り残されていた。SR隊員の中でも1、2位を争う超エリートのテクと98が救助に当たっていたが、ナオ達とセレーネ内部に閉じ込められてスクランダーとの交信も途絶えると、メンタリティーの弱さを露呈する。救助続行はもはや不可能かに見えた時、ナオの脳裏にレオの顔が浮かんだ。

■SR99始動
救助に向かったテクノ98とも交信が途絶し、セレーネは木星に落下を始め、救助は絶望的な状況だった。そして、マスターブレーンは救助中止の指令を出す。それを知ったレオはテクノ99システムを使うべきか悩む。未完成の上に、装備を使いこなす人選をしている暇は無かった。可能だとすれば、自ら出動する以外には無い。最終的にパルの助言で意を決したレオは、マスターブレーンの警告を押し切って発進する。テクノ99、最初で最後の任務になるのか!?