●夢の翼 -砂の墓標-

ストーリー
氷惑星エターナで救い出したミリアと共に、地球への帰還の旅をしていた翼とロムは、砂の惑星でアンドロイドの兵士に出会う。果てしなく続く戦乱の中で、仲間を失った孤独な兵士の苦悩は続く。戦いの意味を探るために、兵士らが送り出された基地へと潜入した彼らが見たのは、砂の惑星の真の姿だった。

●短編集-1に収録
作品本編30P

 


●ギャラリー

 

 

■古き良き時代のスペースファンタジー
昨今はマンガもアニメも多様化・複雑化し、あまりストレートな宇宙物や異世界物は少なくなった感があります。宇宙と言えばスペースファンタジー(古くはスペースオペラ)に代表される「夢」と「冒険」と「ロマン」の世界で、著者にとってもお気に入りのジャンルです。特に子供の頃は、純粋に空想の世界で夢を膨らませることができました。そんな子供心を思い出し、誰もが親しみ楽しめる作品を目指したいと考えこの作品を描きました。

■エピソード秘話
主役は翼とロムとミリアの3人です。宇宙アカデミーの訓練生だった翼とロム。ロムの作った宇宙船のテスト飛行中に宇宙震に襲われ、二人は別の宇宙に飛ばされてしまいます。表題は長編の1エピソードとなるもので、惑星エターナに幽閉されていたミリアを翼達が救い出した後、地球へ帰還する旅の途中という設定です。本来は順を追って作りたいところですが、読み切りとして投稿したものだったので、現在公開できるのはこれだけしかありません。発端となるストーリーも描いたのですが、残念ながら今は手元に残っていません。

元々軽いタッチのストーリーをベースに進めるつもりだったので、本タイトルのようにかなりシリアスな展開は、ややミスマッチの感があります。原版制作はかなり昔のことなので記憶が定かではありませんが、元々は独立した別の作品として、このようなシリアスなタイトルを考えていたのだと思います。恐らく、たまたま同時期に夢の翼のキャラクターがあって、そのエピソードの1つとして構想中のストーリーを使ったのでしょう。